街のおくすり屋さん

登録販売者としてドラッグストアで働いています。おすすめ商品の紹介やその他のお話もできたらいいななんて

体の痛みは一生ものの悩み/外用消炎鎮痛薬

 関節痛のイラスト(腰)

体の痛みには種類があり、それぞれの痛みに合った対処が必要です。

今日は外用消炎鎮痛薬について見ていきます!

 

 

目次

 

 

 

 

痛みの種類

 

①関節の痛み

〈腰痛〉…腰には腰椎と呼ばれる骨が存在し、S字状になっている上半身の重さを支えるためどうしても腰椎に負担がかかります。そのため、年齢による筋肉の衰えや腰椎に負担がかかることで腰痛を引き起こす事がありますが、腰痛の中にはレントゲンを撮ったとしても原因が判明しないものが多く、ストレスや生活習慣、あるいは神経障害により痛みを感じることもあると言われています。

原因が判明している腰痛には「椎間板ヘルニア」「急性筋膜腰痛(ぎっくり腰)」「圧迫骨折」などがあります。

 

〈膝痛〉…年齢と共に軟骨がすり減る事で関節が変形してきます。これを「変形性膝関節症」と言い膝痛の中では多い原因です。

 

〈肩関節周囲炎〉…肩関節とその周辺組織に炎症を起こしており、肩関節の痛みの他に動きが制限されてしまいます。中年以降に発生するため四十肩、五十肩と呼ばれます。

 

②筋肉の痛み

〈筋肉痛〉…運動不足の方が激しいスポーツをする事で筋肉が炎症を起こす事。痛みを感じる期間は比較的短く数日で症状は治ります。

 

〈こり〉…肩や背中など筋肉がこわばる事による筋肉疲労です。

 

③その他

〈打撲〉…体部に直接物がぶつかったり、転んだ際に皮下組織や筋肉を損傷して痛みを感じる事を言います。患部が赤く腫れ、熱を持つ他、内出血を伴う事もあります。

 

〈ねんざ〉…関節を強く捻ってしまう事により靭帯等に炎症を起こす事を言い、痛みや腫れを伴います。

 

以上がざっくりと分けた関節の痛みの種類です。

 

外用消炎鎮痛薬の種類

 

外用消炎鎮痛薬の種類は主に4つにわかれています。

 

〈第一世代消炎鎮痛薬〉

サリチル酸メチル

サリチル酸グリコール

作用機序:知覚神経を麻痺させて痛みを緩和

特徴:血行促進作用あり、サリチル酸グリコールは臭いはほとんどありませんがサリチル酸メチルは臭いが強いです

 

市販の湿布薬で主にサリチル酸メチルが使用されているものと言えばサロンパスですかね。

 

【第3類医薬品】サロンパス 80枚入

【第3類医薬品】サロンパス 80枚入

 

 

サロンパスAというのもあるんですが、大きな違いはサリチル酸メチルの成分量は減るものの、サロンパスにも配合されているl-メントールに加え、dl-カンフルという冷感刺激の成分がプラスされています。

 

【第3類医薬品】サロンパスAe 140枚

【第3類医薬品】サロンパスAe 140枚

 

 

しかし、ちょっと肩こるんだわーくらいの痛さであればサロンパスでも十分なのですが、痛みが強い場合は次に紹介する製品の方が効果的かもしれません。

 

〈第二世代消炎鎮痛薬〉

インドメタシン

商品例:バンテリン、サロンシップインドメタシンEXなど

 

 

 

 

 

 

フェルビナク

商品例:フェイタス5.0、パスタイムFX7

 

 

 

 

・ジクロフェナク

商品例:フェイタスZα、ボルタレン

 

 

 

【第2類医薬品】ボルタレンEXテープ 21枚 ※セルフメディケーション税制対象商品

【第2類医薬品】ボルタレンEXテープ 21枚 ※セルフメディケーション税制対象商品

 

 

これらの薬剤は患部で産生され、痛みの原因に関与するとされる”プロスタグランジン”の産生を抑制することで炎症を抑える効果があります。

注意しなければならない事は、

・15歳未満の使用は禁忌(インドメタシンは一部11歳未満使用不可)

・喘息の診断を受けた方は使用不可(発作を誘発する恐れがあるため)

授乳中の方の使用も望ましくないですね。

 

〈冷感刺激成分〉

l-メントール、カンフル、ハッカ油

 

〈温感刺激成分〉

カプサイシン、ノニル酸ワニリルアミド、ニコチン酸ベンジル

 

これらは冷感、温感による刺激で麻痺させることにより痛みを緩和させます。

冷感→急性の痛みに使用されることが多い

温感→慢性の痛みに使用されることが多い

また温めて楽になる場合は血行不良が考えられるので温感刺激成分の他に薬用人蔘やビタミンEなど血行促進作用のあるものの内服を併用することもオススメします。

 

 外用消炎鎮痛薬以外の解消法

消炎鎮痛薬は対処療法であり、一時的に痛みをしのげたとしても根本的な解決にはなりません。

もしその原因が他のもので解決できるのであれば断然そちらをオススメします。

 

 

筋肉痛…筋肉疲労回復に良いとされるアミノ酸BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)を摂取する。

 

 

 

アミノバイタル プロ 30本入箱

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筋肉疲労…(筋肉痛とわけるべきなのかわからなくて申し訳ないのですが…。)

筋肉疲労物質を分解するビタミンB1(ビタミンB1誘導体:フルスルチアミン)、

血行促進作用のあるビタミンE、神経修復作用のあるビタミンB12、葉酸等を摂取する。

 

【第3類医薬品】アリナミンEXゴールド 90錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

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膝の痛み…軟骨がすり減ることによる膝の痛みならコンドロイチンやコラーゲンの摂取がオススメ。

 

【第3類医薬品】コンドロイチンZS錠 270錠

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まとめ

 

いかがだったでしょうか?

こりからくる痛みや年齢による身体の痛みはなかなか解決できないものです。

整形外科にいったとしても解決できず、ドラッグストアを訪れるお客様が非常に多いです。

今回紹介した商品を使用してどうしても痛い時を乗り越えるのは一つの方法ですが、予防できるならば運動や生活習慣の見直しもしていきたいですね。