うおのめ?たこ?いぼ?/違いとそれぞれの対処法
「足にできものがある」
と思っても何を使って対処するのかちょっと判断が難しいですよね。
更にうおのめ、たこ、いぼ…自分のはどれなんだろう?違いあるの?って思いませんか?
今日はできものが出来た時の対処法についてご紹介していきます!
目次
そもそもうおのめ、たこ、いぼとは何か
うおのめ…主に足にできやすく、皮膚の一部が慢性的に刺激を受けることにより、角質層が分厚くなったものです。
角質の芯が真皮に食い込んでおり、それがニワトリの目に見えるため鶏眼(けいがん)とも言います。刺激を受けると痛い事が多いです。
たこ…うおのめと同じく角質層が分厚くなったものですが、芯はなく、生活習慣などで足以外にもできることが多いです。(筆記用具でできるペンダコみたいに)
痛みをを感じることは少なく、むしろ角質が厚くなるため感覚が鈍くなることがあります。
いぼ…ウイルス感染によるもの(ウイルス性疣贅)をさす事が多く、他のいぼだと水イボや老人性イボなどがあります。
通常のウイルス性疣贅だと市販薬でも治癒は可能です。1~2年程度で自然治癒することがほとんどだそうですが、伝染する可能性があり、また他の箇所に多発することもあるのでその場合は皮膚科受診をおすすめします。
市販薬は水イボと老人性イボには残念ながら使用できません。顔周りにできたイボの場合も皮膚科受診をおすすめします。
効果的な市販薬は?
代表的なイボをとる市販薬はイボコロリのようなサリチル酸を主とした薬です。
角質を柔らかく溶解することにより、取り除くことができます。
液剤とパットがあります。
使い方と注意点
お風呂あがりなどに水分をふき取った後、患部に薬剤を塗布(貼付)します。
液剤の場合は1日2~4回程度の使用が良いみたいです。
患部以外に塗布してしまった場合は水ですぐに洗い流しましょう。
角質が自然ととれるか、薬剤と剥がす時にちょっととれるくらいにとどめておき、むりやりイボを剥がさないようにしましょう。
通常1カ月くらいの使用で治癒するようですが個人差はありますので、目安になります。
全然よくならない、むしろ他の場所にまで広がったなんて方は皮膚科受診をしましょう。いぼは最初にお話しした通り様々な種類があるので自己判断で長期に渡り治癒をすることはやめましょう。
飲む治療薬もあった!
イボコロリの液剤などは固くなった角質向きであり、柔らかいイボや顔周り、首には不向きです。
その場合は内服のイボコロリがあるみたいなのでそちらはいかがでしょう?
イボに効果的とされるヨクイニンエキスを主成分としています。皮膚科でもいぼが何度もできる方に処方されることがあります。
ヨクイニンタブレットなども知られていますね。
まとめ
いかがだったでしょう?
皮膚疾患は治療が非常に難しいとされているので、何度も言いますが無理に自分で治療とせず、専門家に任せてしまうのも一つの手です。
少しでもこちらの記事が参考になれば幸いです。