街のおくすり屋さん

登録販売者としてドラッグストアで働いています。おすすめ商品の紹介やその他のお話もできたらいいななんて

万引きしてしまった子供が親と謝りに来た話

 

 

 

ちょっと前の話ですが、ある親の行動を見て思い出した話があります。

 

特定とか無いと思いますがちょっとだけフェイク入れときます。

30代くらいの若いお父さんが子供と来店。

手には何か小さな商品が入った袋が…

 

パートさんがコソッと店長を呼んで、飛んでいく店長。

あ、クレームかな。

『おたくの店の商品使ったら肌荒れしたんですけど!』

『値段の表記が違うんですけど』

とか?

なんて考えつつ他の仕事をしていると、子供は途中で泣き出し、店長はおそらく上司へ報告のお電話中。そして店の奥へと消えていきました…

 

 

しばらくして店長が戻ってきたので何かあったんですか?と尋ねると、

『子供が万引きしてしまって、親と謝りに来た。』

 

詳しく聞くと、子供は欲しかったからいけない事だとわかってても盗ってしまった。と

泣きながら子供は謝り、親も一緒に謝ってて、胸が痛くなったと。

一応上司に報告し、今回はきちんと返しに来てくださったので次からはちゃんとお客様として来てください。ということでこの事件は終わったのです。

 

まあ万引きは犯罪ですし、謝るのなんて当然と言えば当然。

でも偉いなって思いました。

きちんと子供に悪い事をしたら悪であると怒り、自分で最後まで処理させる。

これって普通の事のようですがお店には色々なお客様がいて、結構皆様自由なんですよね…。

今お話しした事は万引きという犯罪行為ですが、犯罪ではなかったとしても人としてどうなんだろう?って思うことが多々あります。

 

昨日の話です。

私が発注をとっていまして、一つ先の通路で親子が買い物をしていました。幼稚園児くらいの子と母親です。

『もう行くよ。それ戻してー。あっ!……(ポイッ)』

 

これはやったな、と思いながら親子が去った後の売り場を見ると、お菓子が空いている状態でしかも元の売り場ではない適当な場所に放ってありました。

 

普通にいるんですよね。こういう方。

 

 

この間も店内の床の至る所がベタベタで、匂いからしてどうやら柔軟剤であることがわかり、

急いで床掃除をしつつ、レジの方たちにもお客様の商品が開いていないか確認するよう伝えました。

でも原因となっている詰替の柔軟剤は元の売り場にあったのです。当然その周りもベッタベタ。

 

そこで破れてただけじゃないんですよ?

 

店内の至る所にポタポタ垂れているのにも関わらず元の売り場にあるという事は途中でそれに気がついて何事もなかったかのように戻しに行ったという事。

最初から破れていようと、自分で破ろうと、そこは問題ではないんです。

何か言ってくれれば…って思いましたね。

その時は怒りと言うより、なんでこんな事するんだろう。っていう冷めた感情でしたね…

 

こういう話ってあげるとキリがないですね。

 

この話で何が言いたかったかと言うと、お客様だろうとお店で働く者だろうとみんな一人の人間なんだから自分がされて嫌な事はしない、してしまったならば謝ろう!

当然の事をきちんと行えるって大切なんですよと。

そういう話です!(笑)

 

雑な終わり方ですみません。

みなさんはこんな思いした事ありませんか?